Categories: ミニトリップ

やまなみハイウェイ/飯田高原・長者原

e-自転車でミニトリップ/九州横断道路

やまなみハイウェイと言えば、九州屈指の極楽ハイウェイ。

オートバイや軽量小型のスポーツカーにとってはクルクル曲がりくねった道も楽しいのですが、普通の車にはこういう道は楽しくないかもしれません。助手席のパートナーが車酔いするかもしれませんので、ゆっくり流しましょう。

レンタカーを借りて向かうならコンパクトカーがオススメです。小さくて背の低い車はすごく運転しやすいです。また輩にしつこく後ろに付かれたら広いところで譲ってしまった方が気持ちが楽です。どうせ先で詰まるのだからぷっと嘲笑してやりましょう。

別府から由布岳を下ってくる道は眺望が素晴らしいです。きついカーブが続くので慎重に。狭霧台(さぎりだい)展望台でゆっくりできます。緑の季節の湯布院水分〜飯田高原間は見晴らしも良くないのであまり面白くありません。15分くらいで通過してしまいます。

途中に小田の池・山下湖パーキングがあるのでトイレ休憩できます。その先の飯田高原(はんだこうげん)・長者原(ちょうじゃばる)あたりから眺めもよく直線的でいい感じです。今日の目的地はこの辺りとします。

やまなみハイウェイ(県道11号 水分/一の宮線)は別府観光港を起点に湯布院水分峠を経て熊本県阿蘇市一の宮までの県を跨いでの気持ちのいい道です。

飯田高原・長者原


私はかなりの頻度でドライブしています。庭みたいなものです。
飯田高原の先、長者原のタデ原湿原までぶらりと行きます。

なぜならそこにモンベルがあるから。こんなところにモンベルが!という感じですがちょっとしたウェアとかグッズを買って帰ります。モンベルは以前は反対側のレストランのところにありましたが、今は登山口側に移動してます。

タデ原湿原から三俣山(左)硫黄山(真ん中の窪み)星生山(右)

タデ原湿原でイメージ通りに水が溜まった湿原になっているのを見たことがないですね。いつもカラカラ。小川になっている周辺だけ水があります。見晴らしの良い原っぱを散歩している感じで遊歩道をぐるりと回るのは気持ち良いです。コースも3種類あるので時間に合わせて選べます。野鳥もよく見られるので双眼鏡や単眼鏡を持っていくと楽しいです。

ラムサール条約の登録湿地ということでここを保全するために毎年野焼きをして樹木が育たないように整備するのも大変で危険な作業です。山の向こう側にもうひとつの湿地「坊ガツル」というエリアと一緒に登録されています。

長者原ビジターセンター周辺は大きな駐車場になっているので、ここに車を置いてe-自転車で散策に出るのがいいですね。ちなみに飯田高原で新しいビジネスとしてe-bike(原付)のレンタルも始まったようです。自転車だと絶好のポイントで写真を撮ることができるのも嬉しいところです。車だとなかなかこうはいきません。

当然のことながら、野山で遊ぶ系のアウトドアアクティビティが満載です。各種ツアーや体験会など数多いので事前に調べていった方が充実ですね。基本は登山ですね。くじゅう連山と言われる山々は登山口が各所にあるので行くたびに少しずつ制覇していくなんてことも楽しめます。

休憩・食事

飯田高原・長者原周辺でも食事するところはそこそこあります。ビジターセンターの向かいのやまなみレストハウス、飯田高原レストハウスが道路沿いで目立ちますが、隠れ家的なカフェやレストランなどが点在するので開拓するのもいいですね。ちなみに同じ九重町でも”夢”大吊橋周辺にもいろいろありますよ。

このパンプを見つけるといいですよ。地元九重商工会女性部監修となっていますので、期待できそうです!

気になるお店がいっぱい!

<周辺スポット>

男池湧水群

くじゅう自然動物園

エル・ランチョ・グランデ

町田バーネット牧場

九重 “夢” 大吊橋 「天空館」

くじゅう森林公園スキー場

くじゅう森林公園スキー場の駐車場向かい側に一目山(ひとめさん)というぽっこりとした山があります。見た目よりハードですが道中全て見晴らしがいいので、軽くトレッキングなどどうでしょうか。スニーカーなど用意しておくといいですよ。

さらにこれを越えていくと涌蓋山(わいたさん)まで続くルートがあります。こちらは本格的な登山準備が必要です。

更にやまなみハイウェイをこの先も進んでいくと、大分県竹田市と熊本県境の阿蘇くじゅう国立公園の核心部に入っていきます。こちらのレポートはまた次回に!

kazzt

旅に出よう。旅に出たい。旅に出るべきだ。その時その時によって心持ちは違うが、何かしら理由をつけて旅立つ。遥か遠く外国にまで足を伸ばすこともあれば、自宅からほんのわずか、気になる裏道に入り込んでもみる。メーテルリンクの”青い鳥”やパウロコエーリョの”ベロニカは死ぬことにした”でもないが求めているものはとても身近なところにあることに気がつく。だからe-自転車(電動アシスト自転車)を車に積み込んで小さな旅をすることを続けたい。もちろん普通の自転車でもいいんです。ただもう歳をとってしまった。坂道を登る辛さに耐えて成す達成感よりも目的の地と心地よく流れていく風景を楽しみたい。だが若い奴はゼーゼーしながら行きたまえ!!

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