急性細菌性前立腺炎
随分古い話だけど、大学生の時だったかな、おシッコしたらなんだかすごく沁みる。ナニの先っぽが熱くて沁みる。
嫌な予感。
性病!?
ますます嫌な予感。
泌尿器科を探して受診へ。自分ではきっとこれは性病なんだろうと思っているので、受付で今日はどうされましたか?(ニコッ)と聞かれて、ナニがナニで心配になって来ました。。相当恥ずかしい。
ちょっと遠くの病院を選んだりするよねー。知り合いに会ったら気まずいもの。
診察
診察室ではズボンもパンツもない状態にされ、上向きに膝を抱えた状態にされる。もう最悪だ!尻の穴丸出し。視界の片隅に看護婦さんが見える。。(泣)
ここでゴム手袋の先生がちょっと苦しいかもしれませんと言いながら、尻の穴に指を突っ込む。
うをー!!そして何やらぐりぐり、グリグリ。結構長い時間だったと思う。
うー、んぐ、んぐ!! もう言葉にならないうめき声になってしまう。辛い。。
涙が頬を伝い流れこの辛い診察が終わった後、ナニから液が出てきて、先生はそれを採取して、顕微鏡に向かう。
細菌による急性の前立腺炎のようです。
???なにそれ???
性病じゃなかった!良かった〜!!
前立腺というのは男性特有の臓器で精液の一部を作っているらしい。尿道を通じてそこに細菌が入り込んで炎症を起こしているのだそうだ。
先程の屈辱的検査は前立腺をマッサージして前立腺圧出液というものを採取するためのようです。
私の場合、前立腺炎は薬をしばらく服用することですぐに完治して、以降何十年も再発はない。しかし、慢性化すると治りにくいらしいので、恥ずかしいけれど異変があったらすぐに泌尿器科へ行った方がいいですよ。
まぁ、とにかくあの屈辱的受診ポーズは一生忘れ得ない経験でした。でもこれを知っていれば心構えができますから、異常を感じたら病院に行きましょうね。
急性細菌性前立腺炎はナニに異常を感じるワケですが、性交だけが原因ではないそうで、むしろストレスや疲れすぎ、長時間の同じ姿勢などが良くないそうです。
そういえばこの時期すごく疲れていたな。老人がよく罹患するという帯状疱疹にもなったっけ。
そのような厳しいポーズの検査になるので泌尿器科を選ぶなら、確実に男の先生のところに行ったほうがいいでしょう。多少は心の傷が軽く済むかも。ひょっとしたらあえて女医さんのところへいく強者と言うかヘンタイもいるかも。もちろんご自由に!!