わさび / wasabi

わさび

学名:ワサビ・ジャポニカ

ツーンと鼻の奥、頭の芯にくるあのワサビは好きですか?私はすごく好きなのです!辛味に弱いくせに好きです。泣きながら好きですと言うぐらいわさびに全幅の信頼を置いています。なので寿司屋でサビ抜きでと平然と言える若者には唖然とします。。あれがなければ寿司とは言えない・・・。

「山葵(わさび)」 日本原産のアブラナ科ワサビ属の植物

平安時代には既に記録があるので相当古くから利用されてきた植物です。薬草としてでしょうね。

辛味の成分はアリルイソチオシアネートというものらしいですが、私はこのツーンが絶対に脳の刺激になるに違いないと固く信じているのです!この成分には揮発性があるので、口に入れると鼻腔内で拡散してあのツーンが来ます。さらにもうひとつ辛味成分6-メチルスルフィニルへキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が含まれていてこれも見逃せない効用を持っているのです。

ではなぜ脳に刺激がいるのかと言いますと、私はお馬鹿さんだからです。

私はいつも考え事をしているので、人の話を何も聞いていません。これは忘れても大丈夫と内心判断したものは必ず忘れます。頼まれた買い物が三つあるとひとつは忘れます。これは若い頃からです。

忘れたら電話で聞けばいいやと思っているらしいのです(自分の心の中を覗くとです)。でも電話で再確認はいたしません。男のプライドです!というか忘れていることに気付いていないのでしょう。

ですので、いつも頭をスッキリとさせて、あらゆる困難に毅然と立ち向かうためには脳に刺激が要るのです。

私はわさびの信奉者です。その効能が現代科学によって少しづつ研究されてきています。

残念ながら忘れ物が治るという効能は今のところ発見されていません。でももうすぐそこに来ています。ただ短期記憶という認知に関する問題であるならひょっとしたら、、、。

<わさびの効能

血小板凝集抑制作用
血液をサラサラにする血流改善、動脈硬化などを防ぐ働き

殺菌・抗菌作用
大腸菌O-157、黄色ブドウ球菌など多くの食中毒の原因である菌の増殖を抑制する働き

食欲増進作用
魚や肉の匂いを消し、食欲も増進させる作用がある

抗ガン作用
6-MSITCが、患者のガン細胞の増殖抑制と発ガンの抑制が報告されている

抗酸化作用
飲酒、喫煙、ストレス、高血糖などから生じる活性酸素に対して強い抗酸化作用を持つ

発毛育毛
毛乳頭細胞を活性化させる

認知機能向上効果
脳の神経細胞の再生を促し、判断能力、情報処理能力、記憶能力を改善させる効果が見られる

抗炎症作用
膝関節炎抑制、花粉症の抑制

覚醒作用 


個人的には毛が生えるかもという効果に惹かれてしまいますね。いやいや認知機能向上でした。そうです、そこが大事です。こういった実験は大概すごい高濃度のものを摂取しての結果なのでわさび食べたら即効果ということはないでしょう。本わさび10本毎食食べろって言われてもね。それがストレスになるわ。