書籍「ザリガニの鳴くところ」を先日紹介しました。すごく良い本でした。ついで映画版も公開されましたのでこれも鑑賞しました。今日はそのあたりについて。
映像は綺麗でした。
本編2時間5分となっていますが、原作を消化しきれなかった感が否めない。湿地の自然、動植物の映像が少なすぎる。もっと高解像度のスローモーションで鳥の羽ばたきや、水しぶき、反射する雲や光の映像が欲しかったなぁ。
重点を置くところがちょっとズレているのではないでしょうか。イチャイチャする場面なんかこの映画ではどうでもいいと思うのだけど。
ラストの告白も重要なポイントを端折ってあって残念。原作では私はそこで、おーっと叫んだのにな。
製作リース・ウィザースプーンとテイラー・スウィフトも楽曲参加で話題性はあったが、監督のオリビア・ニューマンって人も知らないし、もうちょっとなんとかなっただろ!という映画であった。
テイラー・スウィフトの楽曲はとても良かった。彼女が言うように物語に合う幻想的で優美な曲になっていました。これは良かった。
総合的に言って、予告が一番いい映画ってやつですね!!
評価するとこんな感じ
★★★☆☆